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歴史

1904

鳴尾の源流

1904年、横屋ゴルフ・アソシエーションの誕生

鳴尾ゴルフ倶楽部のクラブスピリットの原点とも言える横屋ゴルフ・アソシエーションが創立したのは、日本初のゴルフクラブ「神戸ゴルフ倶楽部」が創立された翌年、1904年のことである。

冬になるとプレーができなくなる六甲山上のコースだけでは満足できなくなった神戸ゴルフ倶楽部のメンバーの一人、ウイリアム・ジョン・ロビンソンが私財を投じ、現在の神戸市立魚崎中学校あたりに造った6ホールのゴルフ場、これが、日本で2番目のゴルフクラブ、横屋ゴルフ・アソシエーションである。

プレーヤーのミルウォードのボールを探す少年キャディたち
1904年、開場当時の横屋。プレーヤーのミルウォードのボールを探す少年キャディたち。
当時のボールはガッタパーチャ。英国から取り寄せていたため高価で貴重なものだった
横屋1番のティーインググラウンド
横屋1番のティーインググラウンド。当時のティーやグリーンは、砂を固めて造られた“サンドティー”“サンドグリーン”であった
地図
鉄道

横屋ゴルフ・アソシエーションは、現在の魚崎中学校、瀬戸公園野球場のあたりの海岸近くに位置していた。
1905年4月に開業した阪神電鉄本線で、神戸・三宮駅から青木駅まで約30分。青木駅から歩いて10分ほどという、交通至便のコースだった

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